平成28年度㈱高英運輸の運輸安全マネジメントの取り組み
貨物自動車運送事業法第15条、第24条の3項及び貨物自動車運送事業輸送安全規則第2条の2、同条8、同8の2項により、平成18年10月1日より全ての運送事業者は「運輸安全マネジメント」を制定実施し、輸送の安全性向上に努めることになりました。平成19年4月1日をもって㈱高英運輸の運輸安全マネジメントを定め、全社員がこの目標に取り組み、輸送の安全性の向上に努力しなくてはならない。また、運輸安全マネジメントは前年度の事業状況及び人身対物事故原因を検証して、毎年取り組む目標を明示し、全社を挙げて取り組まなければならない。

わが社の事故防止のための安全方針

○当社は創立以来、運輸安全の3大目標に1、人身事故防止2、飲酒運転の厳禁3、過積載の禁止、を最も守らなくてはならない、交通安全の基準にして、社員共々取り組んできた、当社3大目標の一つ、飲酒運転の撲滅を目指すことを運輸安全マネジメントの第一目標として実施していく事とする。
○㈱高英運輸で定めた「ドライバー配送管理基準」の再徹底と教育による徹底した浸透を図る。
○荷主様の手足となりお預かりした積荷の安全を第一とする。
○全社挙げてトラック運行の安全の確保、維持に努める。
○過重な運行計画をしない、させないと共に安全衛生管理体制を整い年間の安全教育計画に取り入れ、交通労働災害防止について社員に徹底する。

運輸安全に対する社内への周知方法

○業務毎のグループリーダーを中心に運輸安全ミーティングの実施、2度と起こさぬ人身事故、飲酒運転、過積載。
○運輸安全マネジメントをドライバー室及び社外掲示板に掲示する。
○全員「ドライバー配送基準」の携帯。
○点呼時の安全確認(交通労働災害も含む)の徹底。

安全方針に基づく目標

◯絶対しない人身事故、飲酒運転、過積載、スピード超過。
○人身事故は基より対物事故ゼロを目指す。
○安全運転は荷主様の信頼を得る原点である。

運輸安全目標達成の為の計画

○運行管理者、整備管理者による日常点検の完全実施
○「年間安全教育計画」を作成して職員に掲示指導を行う。
○担当業務グループごとのヒヤリハット体験報告と、安全衛生を踏まえた交通労働災害防止等の勉強会の開催。

わが社における安全に関する情報交換方法

○ドライバーの個性に基づいた、NASVAの適性診断等客観的資料を中心とした、安全教育の重視と労動災害の撲滅。
○年間安全教育計画の中で、経営責任者や運行・整備管理者による意見交換を定期的に行い、安全意識の向上に努める。

わが社における安全に関する反省事項

○作業業務内容が多岐多様にわたっているため、経営責任者から現場責任者に指導を依頼する事が多く、職員の細部まで行き届かないことが懸念され、業務精度にバラつきが生じないように注意する。
○安全教育の職員に対しての浸透状況を定期的にチェックして安全対策上の問題点を把握する。

反省事項に対する改善方法

○チェックした結果、安全上の問題点が判明したときは、経営責任者を中心に問題の改善に取り組む。
○安全教育に対する再検証を行う、具体的行動に移す。